【ヨガの効果】呼吸法の効果について


先日 クラスで 呼吸法の効果について聞かれましたので、簡単に紹介します。

アーサナは目を閉じて行いますが、呼吸法は、間違って行うと、大変危険ですので、速さ、強さ、体の動きなど、初めは、よく指導者を見て、それをまねして行うようにしてください。



著書、プラーナヤーマの秘密より


呼吸法 プラーナヤーマの効能について(ほんの一部分です)

プラーナヤーマの実習における明らかな進歩の兆候として、6種の不健全な感情、色情、怒り、貪り、のぼせ、わがまま、嫉妬などの感情が急に出てくる回数が減ってきます。そして、例えば、熱意、歓喜、快活さ、平和、調和、みなぎる力、慈愛、奉仕精神、健全さといった思いが強まり、私たちの生活の質も格段に向上すると言われています。

呼吸法は効果が覿面です。回数などは必ず守って指導者の下で行いましょう。


それぞれの効能を簡単に記載しますが、それだけを行ったからそれに効くという事ではありません。毎回クラスではアーサーナー、呼吸法、瞑想共にバランス良く組み立てておりますので、おおよその目安としての効能と思っていただければと思います。



カパーラ・バティ 
内臓のマッサージ、自律神経調整、糖尿病、呼吸疾患、胃炎、胃酸過多、暗性優位→動性優位

ナーディーシュッディー
鼻の通りを良くする、気道のバランス、恒常性アップ、気管支ぜんそく、鼻炎 不安、ストレスレベルの低下、自律神経調和、リラクゼーション

ウジャーイー
いびき、せき、声の出、扁桃腺、不安克服 慢性風邪の改善

シータリー
筋肉をリラックス、神経の働きを鎮める、ストレス、緊張の緩和、各種アレルギーを良くする

ブラーマリー
声を鍛える、恒常性アップ、神経組織、ストレスを弱め、各種の心身症に有効、意識化の範囲拡大




免疫力向上、NK(ナチュラルキラー)細胞増加、集中力、記憶力、落ち着き、健やかさ、調和などでのQOL(クオリティオブライフ)を高めて、全人的な生き方を上手にできますように、呼吸法を是非ともお役立て下さい。


また、何かわからないことなど、いつでもご質問お待ちしております。

ヨガ・瞑想コンサルテーション